2020.08.23
SEO対策!?高速表示できる!?AMPのメリットとデメリット
数年前からチラチラ聞くようになったAMP。ざっくり「モバイルで速く表示させるためのものでしょ」くらいの認識でしたが、ちゃんと知ってた方がいいな、ってことでお勉強を兼ねて記事にします。
この記事の目次
AMP(Accelerated Mobile Pages)って?
AMPとはGoogleとTwitterが立ち上げたオープンソースプロジェクト(らしい)です。モバイルでの表示を高速にするためのもので、ユーザーのストレス軽減や離脱率を下げる仕組みです。
AMPってどういう仕組み?
簡単に言えば、Googleがウェブサイトのデータをキャッシュしてリクエストがあれば直接表示するので、いちいちサーバ上のHTMLや画像などデータを読み込みに行かなくてよくなり表示が速くなるって仕組みです。AMPページは、データ量が約1/10ほどになって約4倍速くなるといわれているそうです。
AMPにもデメリットがあります。
AMPページは、AMP HTMLで作成します。HTMLを扱えるならマークアップもそんなに問題はないかと思いますが、いくつか制限があります。
基本、Javascriptに非対応
いくつか代わりなるものが用意されていますが、Javascriptほど自由度はありません。
外部スタイルシートの読み込みに非対応
インラインでCSSは使用できず、記述する場所も決まってます。CSSの記述も50KB以下に制限されます。
ウェブフォントの読み込みには対応しています。
ちなみにウェブフォントの読み込みは例外で<link>が
使えます。
まとめ
Googleが推進してるからといって、AMPで構築したから検索順位が上がるわけではないようです。ただGoogleはモバイルサイトをページ評価の基準にしています(モバイルフレンドリー)。なので、モバイルで最適化されていて表示が速くなれば、離脱率も下がるしページ評価も上がります。
これからも当分はモバイルが主流なのは変わらないと思います。現状ではAMPは必須!というわけではないと思いますが、そういう意味でも、ちゃんと知っておいた方がいいかな、と思った次第です。